学童での学び
今日は学童に在籍していない児童を見守る担当でした。
子どもたちは比較的落ち着いており、正直なところめちゃくちゃ楽でした。
あと、落ち着いている雰囲気だと先生側がこどもにゆっくりと話しかける時間があり、
より個に応じた指導ができるのではないかと感じました。「夏休み何するの?」という
一つの質問だけでも家庭の背景っていうものが見えたりすることが本当におもしろい!
「オーストラリアに行く」と言った子がいて、それだけでも家庭が裕福で海外との繋が
りが持てている経験が豊かなんだなっていう考察ができます。後は目を見て喋ること。
本当に効果的だと思います。
反省会の時には、案の定問題児とされている3年生の男子の名前があがり、その子に対
してどのような指導をしていくのか話し合いになりました。
・ボールをわざと低学年の子に投げたり
・ベランダにボールを乗せる
・下校中の子に対して唾を吐いたり
こちらの予想を超える問題行動を彼はしています。しかし、これらの行動自体を全て取
り上げ彼自身を悪者扱いし排他していく事は教育としてはあってはならない事だと思い
ます。彼の言語化できない心の叫びが行動化しているのではないでしょうか。学校ボラ
ンティアに行った際には、生き物が好きで、捕まえたアカハライモリを持ってきてはみ
んなに見せたり、読書の時間には魚の図鑑を読んだりという姿が見受けられた。ただ、
今の教室で、彼の好きな事、得意なことを生かしてあげられる場がないのではないかと
感じました。「自分を見て欲しい」「構って欲しい」っていう気持ちは十分に伝わって
きます。まずは、子ども理解をしましょうよ!っていつも思います笑
現実問題そんな時間どこにあるんだよって現場の先生に怒られそうですが、ボランティ
アだからこそ見えてくるものだってあるはず!!